精一杯の想いを君に贈る*この想いは君にだけ






只今、イライラ中。


その理由は…


「…離せ。」


「えー、なんでよぉ。」


この美華(みか)とか言う女のせい。


…誰だよ、こいつ。


急に、俺の腕に巻き付いてきてと思ったら上目遣いでこっちを見つめてくる。


気持ち悪い…


しかもこの甘ったるい香水が更に俺の気分を最悪にする。


「離せって言ってんだろ…っ!」


どんなに、冷たい言葉をかけてもこの女は嬉しそうに笑って…


「悠斗~っ、もしかして照れてるのぉ?」


ポジティブに物事を捉えてくる。


「勝手に名前呼ぶな…!」


「いいじゃない、別に名前くらい。

私のことも美華って呼んでね~。」


なんで、こんな諦めが悪いんだよ。