翌日、私は友達のナナの家に来ていた。
ナナは、小学二年生のときからの友達で、長いロングヘアが特徴の、とても可愛らしい女の子だ。
前向きで明るく、いつも私達を楽しくさせてくれる。
ナナには彼氏がいる。
秋成蓮(アキナリレン)君。
蓮君とナナは、世界から大人が消えた日の夜に、出会ったらしい。
お互い一目惚れで、それ以来二人は付き合うようになり、一緒にナナの家で暮らしている。
私は、リビングのようなところのソファに座っていた。
ナナがオレンジジュースを出してくれる。
「それでナナ、電話で何か用があるから来てって言われたけれど……一体どんな用なの?」
少し酸っぱいオレンジジュースを一口含んだあと、私はナナに聞いた。



