「そん、な……」

「私も見たんだよ………森に捨てられたたくさんの死体を……。

そこにはね、ナナや美佳ちゃんもいたの………」

「嘘……ナナさんと、美佳さんが………?

こ、殺されたの…?広汰さんに………」


私は、静かに頷いた。

それを聞いた春子ちゃんは目から大量の涙を流した。


「そ、ん、な…………っっ!!

だって、だっ、て………広汰さんは、私達を助けてくれた、恩人だとっ、そう思っていた、のにっ……………!!


私もっ、殺されるなんて………嫌だよぉ…。

ひどい、ひどいよぉ…………うっ、うっ、こんなの、ひどい、ひどすぎるよ…………!!」