大人のいない世界

しかし、おにいちゃんはやはり私の質問に答えてくれない。


突然、おにいちゃんの足が止まった。


「僕の年齢なんて、そんなの…どうでもいいじゃないか。


それより、着いたよ。




大人の、世界に」


そう言って、おにいちゃんは振り返って私の顔を見る。

目を細めて、いつものように優しく笑うおにいちゃん。

だけど、纏う雰囲気はいつものものとは全く違う。


だって、おにいちゃんの後ろに広がる世界は、今、私の目の前に映しだされている光景は____________









「骨………………?」