「最後に福也君に会ったとき……。
福也君は、広汰おにいちゃんのことをさがしていたんだけど、
広汰おにいちゃんは福也君には会っていないんだよね?」
「ああ、そうだよ。
鈴も、図書館にいたらしいけれど、福也の姿は見ていないって」
「そっか……そうだよね。
一年前から、何度もきいていることなのに、またきいちゃってごめん……」
でも……本当に福也君はどこに行ってしまったの?
こんな素晴らしい世界なのに、どうして消えてしまったの?
ブランコで遊んでいた翔と舞衣がこちらにやってくる。
「広汰おにいちゃん、杏奈おねえちゃんとなにをおはなしていたの?」
「ぼくも、広汰おにいちゃんとしゃべりたい」
「ううん、なんでもない。
ただの世間話だよ」
私は、笑って誤魔化した。
福也君は、広汰おにいちゃんのことをさがしていたんだけど、
広汰おにいちゃんは福也君には会っていないんだよね?」
「ああ、そうだよ。
鈴も、図書館にいたらしいけれど、福也の姿は見ていないって」
「そっか……そうだよね。
一年前から、何度もきいていることなのに、またきいちゃってごめん……」
でも……本当に福也君はどこに行ってしまったの?
こんな素晴らしい世界なのに、どうして消えてしまったの?
ブランコで遊んでいた翔と舞衣がこちらにやってくる。
「広汰おにいちゃん、杏奈おねえちゃんとなにをおはなしていたの?」
「ぼくも、広汰おにいちゃんとしゃべりたい」
「ううん、なんでもない。
ただの世間話だよ」
私は、笑って誤魔化した。