・・・



「えー、明日の予定は1時間目は自己紹介、2時間目はこの学校の説明などします。校内探検もしようと思うのであまり休まないように!では、終わります」



…あっ、終わった……



窓の外をぽけーっと眺めてたらいつのまにか先生の話が終わっていた。

正直、1つも聞いていない。




「それじゃあ起立!…さようなら〜」


「「「さようならー…」」」


みんな声が遠慮がちだな〜〜
まあ初日ってこんなもんなのかなぁ




そう思いながら私は帰る支度をする。
かわいさ重視で選んだ黒のリュックは小さくて失敗したな、と思っている。
みんな大きいリュックなんだもん。


「花〜帰ろー!!!」


私の後ろの席から可愛い声が聞こえてきた。





後ろを振り返るととってもかわいい笑顔の美羽がいた。
女の私でも惚れそうだ。

こりゃーモテるな。



「うん!帰ろ〜!あ、方向って同じかなぁ?」


「あーそっか!私はね、あっちだよ!この高校と家が近いから自転車!!」


私が帰る方向の真逆を指さしていた。


「うーわ完璧真逆じゃん!私は駅の方行ってから電車乗ってくんだー!」


そう言うと少し寂しそうな顔をする美羽。
可愛いなぁ…


「そっかー…じゃあ校門でるまで一緒に行こ!」


「そうだね!そうしよ〜!」



そして私と美羽は校門へ向かった