目が覚めると僕は病院にいた。


左手に点滴。

右手には……。

「お、起きたのか?」

シャーとカーテンを開けて岡田が入ってきた。


「お前が倒れてから、桐谷さん、ずっと付きっきりでお前の面倒見てたんだぞ。」

岡田は僕の手を握って寝ている桐谷さんに上着を掛けてあげた。