幼なじみから溺愛されてます

私の手を引っ張っていたのは蓮で………





そのまま窓ぎわまで私を引っ張ってくれて、

私がドアに寄りかかってドアと蓮に挟まれてる状態に。





「大丈夫か?」






蓮が少しかがんで、しっかりと目を合わせて聞いてくる。





蓮の綺麗にまっすぐに見つめる瞳にドキドキとしながらも、






「うん。ありがとう」






ドキドキがばれないように平静をよそおう私。





蓮にはこういうホントに優しくてカッコいいところがあって

いつも私に気を遣って優しくしてくれる。





こんなことされたら誰だって惚れちゃうよね…





今だって私が潰されないように隙間を空けて立ってくれてるし。

蓮の後ろは人だらけで腕がきついだろうに…

まぁ、壁ドン状態ですごくキュンキュンしちゃうんだけど。