「やっぱり、はなれたくないな…。」

先輩は私の背中に回していた手をゆっくりとほどいた。

「先輩、明日も会えますから、そんなに落ち込まないでください。」

私は先輩の手を握った。

「うん。そうだね。じゃまた明日。」

ふにゃっと笑う先輩はいつもどうりイケメンで…私の乙女心を刺激するものでした。