私の彼。

「先輩のほうが全然かっこいいですよ。大好きです、先輩。」

私は先輩の右手を握った。

「俺も茜のこと大好き。」

やばい、結構照れるかも・・・。

「茜の手、冷たいね。あったかい飲み物買ってくるからちょっとまってて。」

先輩は私を映画館のベンチに座らせ、どこかへ行ってしまった。

久々のブーツで足が限界だったから嬉しいかも。