私の彼。

ザッ、ザッ、ザッ、

「こんな所にいたんだ。さぁ、帰ろう。」

男は石に寄りかかり寝ている少女を軽々と持ち上げた。

起きる気配を見せない彼女はよほど疲れているのだろうか。




「帰ったら、まずは躾だね。」