眼鏡とハンバーグと指環と制服と

「いただきます」

「どうぞ」

今日もお茶を片手に、同じテーブルにつく。

夏生はいつも、なんだか嬉しそうにごはんを食べてる。
私もそれを見てるのは、凄く嬉しい。

「今日みんな、怒ってたよ?
月原先生の意地悪ーって」

「えー。
ちゃんとテストじゃないっていったけど、ダメだった?」

「だって、問三って、ほぼテスト問題だもん」

「もうちょっと、考えないとダメかなー」

そういって、夏生は悩んでる。

……夏生は結構、仕事熱心だ。
帰ってくるのは早いけど、いつも家で遅くまで仕事してる。
資料集めに余念がないし、大河ドラマとか時代劇見ながら、授業に活かせない
かいつも考えてる。

見た目のゆるーい感じと違って、中身はかなり真剣。

そういうギャップが好きだったりする。

「でもゆずちゃん、たくさん書いてたねー」

嬉しそうに夏生が笑う。