でも、それだけじゃない気がするんだけど。
けど、聞けない。
「そういえば、さ。
あのとき、月原、変なこといってた」
私が亜紀ちゃんちに帰るから、今日は香織ちゃんも一緒に来てる。
生徒は亜紀ちゃんと香織ちゃん以外、誰ひとりとしてあの件を知らない。
私が先に帰ったのは、急病ってことになってる。
ふたりとも、学校からきつく口止めされてるから、誰にもこの件を漏らすこと
はない。
それに、私を気遣ってくれてるから、わざわざいいふらすようなことなんてし
ないし。
「……やっぱり、って」
「まるでなんか知ってた口ぶりだな。
でも、夕葵がいなくなって探してたら、月原がどこからともなく現れて。
あれは近くにいたとしか思えないが……まさか、な」
「そう、なん、だ」
「夕葵?」
けど、聞けない。
「そういえば、さ。
あのとき、月原、変なこといってた」
私が亜紀ちゃんちに帰るから、今日は香織ちゃんも一緒に来てる。
生徒は亜紀ちゃんと香織ちゃん以外、誰ひとりとしてあの件を知らない。
私が先に帰ったのは、急病ってことになってる。
ふたりとも、学校からきつく口止めされてるから、誰にもこの件を漏らすこと
はない。
それに、私を気遣ってくれてるから、わざわざいいふらすようなことなんてし
ないし。
「……やっぱり、って」
「まるでなんか知ってた口ぶりだな。
でも、夕葵がいなくなって探してたら、月原がどこからともなく現れて。
あれは近くにいたとしか思えないが……まさか、な」
「そう、なん、だ」
「夕葵?」



