私を呼ぶ声に、合わなかった焦点が合っていく。
ひゅーっ。
喉から細く、長く息が抜けていく。
抜け終わると、ゆっくり肺に空気が入ってきて、呼吸が楽になっていった。
「な……つ……き?」
「うん。
僕だよ。
わかる、夕葵?」
「なつき……」
「うん。
僕はここにいるよ。
大丈夫だよ。
夕葵、わかる?」
「なつ……ぅっく」
夏生にぎゅっと抱きついたら、急に涙が溢れてきた。
「いいよ、泣いて。
泣いた方が落ち着くから」
泣きじゃくる私を夏生は痛いくらいに強く抱きしめてる。
その手が震えてることに気が付いたのは、泣き疲れた頃だった。
ひゅーっ。
喉から細く、長く息が抜けていく。
抜け終わると、ゆっくり肺に空気が入ってきて、呼吸が楽になっていった。
「な……つ……き?」
「うん。
僕だよ。
わかる、夕葵?」
「なつき……」
「うん。
僕はここにいるよ。
大丈夫だよ。
夕葵、わかる?」
「なつ……ぅっく」
夏生にぎゅっと抱きついたら、急に涙が溢れてきた。
「いいよ、泣いて。
泣いた方が落ち着くから」
泣きじゃくる私を夏生は痛いくらいに強く抱きしめてる。
その手が震えてることに気が付いたのは、泣き疲れた頃だった。



