「お前も疲れてるんだし、早く寝ないと柚葉の風邪うつるぞ?」



「大丈夫、免疫力には自信があるの!!でもありがとね」



柚葉のことは任せた!といって彩葉は部屋に入っていった。


彼氏とはいえ、年頃の男に風邪をひいた家族を任せていいのか?



…ま、信用されてるってことなら悪い気はしねぇけど。




「柚葉……寝たか」




俺の部屋にあった毛布を持って柚葉の部屋に戻ると、すでに柚葉は眠っていた。



……また、笑顔で。