「ん、つめたっ…」



柚葉の額に手を当てると想像通り。熱だった。



「バカ柚葉」



「ふぇ?」




ピンク色に染まる頬、潤んだ目。よく考えてみれば熱っぽい。




「早く寝て。あと制服、着替えとけ。タオルとってくる」