「女子の勢いは凄いな」 苦笑しながらそういう上城君に、私は困ったような笑顔を見せた。 「そうだね」 もう一度女子達を一瞥して、美麗に視線を移す。 下を向きながら居心地悪そうにしている美麗を見ても思うことは何もなかった。 「腹減った」 「おにぎり食べる?」 「ん〜食べる」 「はい」 「ありがとな」 何も聞いてこない、ただ普通の上城君が隣でよかった。