まあ、これがわかっても私はどうもしないけど。 実際美麗が俊と浮気していたことは事実だし 私を裏切ったというのも事実。 だから美麗を庇うための言葉なんて、私は絶対言わない。 後悔すればいいとも思う。 美麗も、そして俊も。 「本当ビックリー。美麗ちゃんがそんなことするなんて」 「ほんとほんと」 ひそひそと美麗をチラチラと見つつ、そんな事を言うクラスの女子達を一瞥して席に戻った。 「おかえり」 席に着くと相変わらず眠そうに私を見てくる上城くん。 「ただいま」