下の子たちが入ってきました。


一人幼なじみの男の子がいました。


大人になったら結婚しよう だなんて約束しました。


その子の事も、彼を振った時振りました。


その子のことが私は怖かった。


短期で怒りっぽくて乱暴で、怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い


いつもそれで埋め尽くされながらも学校では友達がいた事が救いでした。


登下校一緒、掃除の班も同じ。ほんとうに嫌だった。


家をめちゃくちゃにされたこともあった。


恐怖は募る一方で、下級生も増え、強く否、強がっていった。


下の子は怖がる。だから私は安心させる。和ませる。たった2人の可愛い子達をまもってあげる。


1度だけ守れなかった。今は家庭の事情でいないその子は


彼に私がいない下校中、傘で頭を叩かれた。


私が帰ってる途中で、その子のおばあちゃんが彼に怒っているのが見えた。


怖くなり、足早に去った。


彼を怖がる子達を少しでも安心させたかった。


私は妹、安心させて欲しい。甘えさせて欲しい。気持ちが見え透いてきた。


ある冬、帰りに雪投げをして、彼に当たった。


その頃にはすっかりいじめられていた彼とも帰るようになった。


学校では彼の担任に呼び出された。私は彼が投げた玉が当たっただけで謝られて終わった。


他の人は、もっと長く、先生に言われただろう。


彼と同じ中学になる。それくらいなら受験しようかと迷ったがしなかった。


彼が到底入れない高校になって突き放したかった。