VOICE



その後、ホームルームも終わってみんなが席を立つ中、私は机に突っ伏したままだった。

「ど~しよ~っ!父さんに殺される~~っ!!」

「……英語と体育以外、“アヒル”と“お耳”が並んでたね」

「言わないでっっ!!」

あぁ……私ってばバンドばっかりで、勉強サボってたから……。

2学期からは頑張らなきゃ。もうバンドも辞めたし……。

そう思った瞬間、胸がズキンと痛くなった。

「うぅ……苦しい」

「へ?どしたの歌、ってああっ!!」

また落ち込みそうになったその時、葵が急に言葉を切って立ち上がった。

―――ん?

私は拍子抜けしてその顔を見上げた。

葵の視線は窓の外。

それにつられて私もその視線を追った。





「な……なんで……!?」



葵のしそれを辿ったその視線の先には校門があった。そしてそこに……。