VOICE



たたみかけるような激しめの曲を、2曲弾き終えた後、MCを入れる。


すでに汗の光る前髪を掻きあげ、海斗が口を開いた。


「はいどうも~、PRISONERで~す!」


キャーッ!って声がチラホラ。
海斗や紅志を呼ぶ声も聞こえた。


「ありがと~。今日はね、時間が沢山あるからまだまだ盛り上がっていってね~!」


はーーい!!


「ん。じゃあ次は俺の作った新曲なんだけど、みんな聴いてくれる?」


聴く聴くーー!!
海斗ーー!!


「嬉しいね~!じゃ聴いてください。“俺とオマエとアイツと君と”」