VOICE




「私ら、付き合ってるから。以後宜しく」

「へぇ~っ、付き合ってるん……付き合、ってぇぇぇっっ!!?」

何ですと~~~っっ!?

「い、いつからよ?!私全然知らなかったけど!」

驚いて口をあんぐり開けてる私を見ながら、葵があっけらかんとして。

「ん~?昨日からだよ。いや~女の私より可愛いなんて許せないんだけどさ、好きなんだよね、この顔と性格」

「俺も、その辺の男よりかっこいいからさ、葵さん」

性格が好きなの?!てか可愛さと格好良さ、入れ替わってますけど?!
まあ、バランスは取れてる、のか?

「いや、端から見たら、アブナい女の子カップル……」

「なに?文句あるの?」

可愛い顔して登が睨むから、私は思わず一歩後ろで傍観してる紅志を振り返った。

「こ、こんなカップルいかがでしょうか?」

私が苦笑いで問い掛けると、紅志は葵と登を交互に見てからボソッと答えた。その顔がやや引きつってる。

「最恐カップルだな」

ご名答!みたいな。