「なぁこれからどうすんだよ

薬も女も酒も全部なくなっちまったぜ?」

「あ?そんなの盗みに行くしかねぇだろ」

「それもそうか」

ギャハハハハハ

「・・・・・・・」

ガッシャーン

「な、なんだてめぇ!」

「人には種類がある

私は今までに沢山の種類の人間を見てきた

その中でもお前らは下の下だな」

「あ?ねぇちゃんあんま調子乗ってると…

痛い目見るぜ?」

バンッ

「ひっ!」

「痛い目を見るのはどっちだろうな…

なぁ?暮橋組組長…暮橋雄三さん?」

「お前…まさかBlack Princesか?」

「さぁな

私は名がありすぎるんでね

あんまり覚えてないよ」

「そうか…お前ら…殺れ

相手はたかが一匹の小娘だ」

「その小娘に殺られる組とは…

さぞかし滑稽なのだろうな」

「おらぁぁぁぁぁぁ!!」

五月蝿いな…

バンッ

バンッ

バンッ

バンッ

・・・・・・・・・・・

「弱いなぁ…」

「うぉ!ちょ、アリスっちやり過ぎ

これ死んでんじゃないの?」

「死んではない

あぁ、組長は半分死にかけてるがな」

「怖いこというなよ

とりあえずさんきゅ

ほら、他のやつが来る前に帰んな」

「言われなくても帰るさ」