嫌いなはずなのに

 「じゃあ、さっそくやろうか。
  
  優ちゃん病院嫌い?。」
 
 
 「・・・」


 「正直に言っていいよ~。」

 
 「はい・・・嫌いです。」

 すごい空気が重い・・・

 



 「どんなところが嫌い?」

 
 「・・・においとか、音とか、、、、全部です。」


 「・・・そっか。
 
  聴診も苦手?」


 「はい。」



 「服上まで上げるのが恥ずかしい?
 
  それとも聴診器自体が嫌い?」


 「両方です。」


 「じゃあ、服を少しだけ上げて、
  
  手を中に入れてやるのと

  服全部上げちゃってやるのどっちがいい?」


 「少しだけ上げる方で。」

 
 「そっちだと、

  手をすべらせるように聴診器を当てる感じになっちゃうけど平気?」


 「・・・はい。」


 「うん、じゃあ、そっちでやるね。」


 「はい。」


 めっちゃ優しい先生だ。

 この先生なら怖くないかも。