夕食の時間。
ギリギリに一夜も帰って来て
5人でテーブルを囲む。
朝も思ったけど
みんなでテーブルを囲むと
家族みたいで照れちゃう
(家族なんだけどさ)
ずっとお母さんと2人きりだったから
くすぐったいような嬉しさもあったりして。
なんだかんだで
人恋しいんだな私。
夕食は餃子。
「手作り餃子なんてデパ地下以来。すごく美味しいよ椿さん」
ほめ言葉がお上手ですねお義兄様。
女性の扱いがお上手です。
月夜もパクパク食べてるし。
よかったね。
「すみれ。和彦さんが学校の制服とジャージと靴を買ってくれたの。あとから着てサイズみてくれる?」
お母さんに言われて驚く私。
さすが和彦さん。素早い。
教科書だけしか頭になかったよ。
「ありがとうございます。高いのにお金使わせちゃった、ごめんなさい」
「いや……それより、学校はどうだった?」
「すごい学校だったろ、全部返品して早く僕と同じ高校へ行こう。その方が安心」
一夜が会話に入って来るけど
無視して私は和彦さんに今日の事をご報告。



