溺愛されてもわからない!


今日の予定は成人式に出て

かーらーの

一夜とふたりでお出かけです。
プチ旅行です。
ホテルにお泊りです。

想像すると手汗です。

妙に待ちすぎて
軽くパニックです。

待ちすぎるというのか
待ってたのは一夜の方なんだよね。
私としては
緊張だけで
そんなにあまり……うん。そんな気持ちにならないんだけど……って言ったら怒られるけど。

和室の扉が開き
「綾夜芽ちゃーん、ここにいたんだねー。お兄ちゃんとおやつを食べようか?絵本読んであげようか?お姉ちゃん綺麗じゃん」

月夜が入って来て
お母さんに抱かれてる綾夜芽ちゃんに手を伸ばす。

おいっ!
私は綾夜芽ちゃんのついでかよ。

「お父さんがカメラ片手に待ってるよ」
綾夜芽ちゃんに自分の頬をスリスリしながら月夜が言う。

「もう終わったから呼んで来て」

「うぃっす」

「一夜は?」

「友達が迎えに来て先に行った」

「スーツ着れば終わるもね」

男の子は楽だよね。
そうか先に行っちゃったのか
振袖姿を一番先に見せたかったのに残念。