溺愛されてもわからない!



クリスマスが終わり
終業式が終わり
カラオケで美輪さんをリクエストしたらmiwaさんが流れ『あれ?』ってなったけど楽しく過ごす。

佐藤家は普通な日々。

お父さんは田中さんを従え
仕事に忙しく
お母さんの身体は順調
月夜は冬休みでお母さんにまとわりつき
一夜は……見えない所で私にベッタリ。
ベッタリベタベタしすぎた後
「4年はキツい」と、タメ息しながら
私にキスを繰り返す。

私自身はまだそんなに
エッチしたいより
やっと自分の気持ちがハッキリしたのが嬉しくて
みんなに認めてもらえたのが嬉しくて
ただ
今はホッとして嬉しいだけ。

そして
冬休みが始まった初日。

夕焼けを流れる冬の雲を眺めながら
私は夢君ちの店先で
雫さんとハフハフ言いながらたい焼きを食べていた。

美味しいわー。
寒い外で食べる
焼きたてのたい焼きって最高。

お店の大掃除の最中なのか
エプロン姿の夢君もそろい
私は2人に佐藤家のクリスマスを語る。