「うわぁ〜ん!!やっぱり迷惑かけちゃってるんだ!」 再び打ちひしがれそうになって言うと、 「でも、その迷惑を嫌がってるわけではないからいいんだよ」 すごく優しい声が少し離れたところからした。 声の主を探すと、いつの間にか3班の勉強机に紛れていた奏太だった。 「伊藤は健気だなぁ」 奏太の隣にいる瀬川君がしみじみと言ったのに続いて、 「本当にいい男だな、伊藤は!」 なんて茶々を入れる3班の男子達。