「サウードのなまえでわかったってこと?」 「そうよ」 女の子の返事を聞いて、ふっと妖艶な笑みを浮かべたジェイクに全員が見とれた。 「ふーん…まぁ、いつかわかることだろうとおもってたけど。 おもったより、はやかったかな」 妖艶な笑みを深めつつ言うジェイクに、普段の面影はない。 話している日本語こそ拙い感じだが、普段の雰囲気が見た目に反して草食系だったとしたら、今目の前にいる彼は完全に見た目と雰囲気が合致した肉食系。 目の前にいるのが獲物なら、間違いなく一撃で仕留めそうな威圧感がある。