進まなかった問題集や筆記用具を机に残して、全員がぞろぞろと食堂へ移動。 お昼ご飯から後、勉強しかしてないのに疲れたし、お腹は普通に空いている。 そういえばカレー、あんまり食べられなかったんだった。 お昼ご飯の時間を思い出すと、途端に胸が苦しくなって、さっきまで空いてたお腹が、あまり空いてない気がしてきた。 「はぁ〜」 「ため息なんかついちゃって。恋煩いかしら?」 「へっ!?こ、恋煩い!?」 忍ちゃんに思ってもないことを言われてびっくりした。