「失礼します。副社長、本日ですが、急遽、海外事業部から打ち合わせをしたいと来ていますが。」
「わかった。午後、会議室を押さえてくれ。」
「はい。」
「それと午前中に会議の資料を届けてくれ。」
「はい。」
副社長の指示をメモしていく。佐伯商事本社に異動になってから早5ヶ月が経った。
そして―――――
「それと…………今日も一緒に帰る。待ってろ、送るから。」
「いえ、副社長も大変ですから。」
「いいな、待ってろ。」
話は終わりだと言わんばかりに、デスクにあるPCに向かい始めた。
私はお辞儀をして副社長室を後にした。
尚輝と付き合い始めて1ヶ月が過ぎた。早く帰れる日は尚輝が家まで送ってくれる。
「いいのに………。」
私は大きく深呼吸をして気持ちを切り替えて秘書室に戻った。
秘書室の自席に座れば、前に座る真央が話し掛けてきた。
「わかった。午後、会議室を押さえてくれ。」
「はい。」
「それと午前中に会議の資料を届けてくれ。」
「はい。」
副社長の指示をメモしていく。佐伯商事本社に異動になってから早5ヶ月が経った。
そして―――――
「それと…………今日も一緒に帰る。待ってろ、送るから。」
「いえ、副社長も大変ですから。」
「いいな、待ってろ。」
話は終わりだと言わんばかりに、デスクにあるPCに向かい始めた。
私はお辞儀をして副社長室を後にした。
尚輝と付き合い始めて1ヶ月が過ぎた。早く帰れる日は尚輝が家まで送ってくれる。
「いいのに………。」
私は大きく深呼吸をして気持ちを切り替えて秘書室に戻った。
秘書室の自席に座れば、前に座る真央が話し掛けてきた。