と思っていた私はとんだバカだった 図書館爆破事件があってから2日 今まで主張していなかった魔物が突然出てきた イヴは心臓が大きく高鳴る振動を感じ そこからの記憶は無かった 気がついたら私は保健室のベッドに寝ていた 「どういうこと?」 不思議な感覚だった 「おい、聞こえるか」 「きゃっ」 突然脳内がダイレクトに響いた 「俺はお前の中にいる魔物だ」