君のいちばんに

そんなこんなで、夏休みを迎えた。

わたしは写真部の活動で
学校に立ち寄ることはあっても、
基本的に行く時はひとりを心がけ、
航希くんと接触しないようにした。

どこで彼女が見ているか解らない。

だから、椿先輩からメールが来ても
本当に本人なのか疑ってしまう。

一度あることは二度あるし、
二度あることは三度あるのだ。

そうやって警戒して、
夏休みを過ごしていた。