とある放課後。
わたしはこの日担任と面談をしていて、
教室に残っていた。
この面談はクラス全員がするもので、
なんの部活に入るかとか、
友達はできたかとか
勉強はどうなのかとか。
色々聞かれる。
担任は、男の先生で
年齢はだいたい、30代前半か。
「よし、面談終わり。
次、岡崎あずさを呼んできてくれ。」
「はーい。」
岡崎さん、出席番号順で
わたしのあとの人。
クラスを出ると、ちょうど近くで
ほかの友達と談笑していた岡崎さんに
次、面談だよと伝えた。
わたしはあらかじめ廊下に出しておいた
鞄を持って、帰ろうと歩き出したその時。
「…わ!」
「きゃ!」
立ち上がった瞬間に、
階段を上ってきたであろう
航希くんとぶつかりそうになってしまった。
「ごめん…大丈夫?」
「あ、うん…平気。」
「ほんとごめん。
忘れ物取りに来たんだ。
今日は予定があって、急いでたから。
怪我、してない?」
「うん、大丈夫。ありがとう。」
「良かった。
それじゃ、僕急いでるから。」
そう言って航希くんは
クラスの後ろの扉を
ガラッと開けて、
忘れ物を取り、去っていった。
もちろん、面談中だったから
先生に怒られてたけれど。
そんなことはお構い無しに、
階段を駆け下りていく。
「…ふふっ、面白い子だなぁ。」
思わず、わたしはそう呟いた。
わたしはこの日担任と面談をしていて、
教室に残っていた。
この面談はクラス全員がするもので、
なんの部活に入るかとか、
友達はできたかとか
勉強はどうなのかとか。
色々聞かれる。
担任は、男の先生で
年齢はだいたい、30代前半か。
「よし、面談終わり。
次、岡崎あずさを呼んできてくれ。」
「はーい。」
岡崎さん、出席番号順で
わたしのあとの人。
クラスを出ると、ちょうど近くで
ほかの友達と談笑していた岡崎さんに
次、面談だよと伝えた。
わたしはあらかじめ廊下に出しておいた
鞄を持って、帰ろうと歩き出したその時。
「…わ!」
「きゃ!」
立ち上がった瞬間に、
階段を上ってきたであろう
航希くんとぶつかりそうになってしまった。
「ごめん…大丈夫?」
「あ、うん…平気。」
「ほんとごめん。
忘れ物取りに来たんだ。
今日は予定があって、急いでたから。
怪我、してない?」
「うん、大丈夫。ありがとう。」
「良かった。
それじゃ、僕急いでるから。」
そう言って航希くんは
クラスの後ろの扉を
ガラッと開けて、
忘れ物を取り、去っていった。
もちろん、面談中だったから
先生に怒られてたけれど。
そんなことはお構い無しに、
階段を駆け下りていく。
「…ふふっ、面白い子だなぁ。」
思わず、わたしはそう呟いた。

