翌日。
俺は航希のいる病院にいた。
ノックをすると、
返事が返ってこなかったので
多分寝ているのだろう。
ドアを勝手に開けた俺は
そばの椅子に腰掛ける。
航希は案の定、眠っていた。
何事も無かったように、
すやすや、寝息を立てている。
「馬鹿。」
つぶやくように言って、
そのまま眺めていたら
「…椿…」と声がした。
「…起きたか、馬鹿たれ。」
「…ごめん。」
「謝るくらいなら、なんでそんなことする?」
「…父さんと、
母さんの元に行きたかったから。」
「…勘弁してくれよ。」
「…もう嫌なんだよ。
なんで僕ばっか
こんな思いしなくちゃなんないの?
僕、なんかした?」
「…航希。俺、前にも言ったよな?
お前はなんにも悪くないって。
神なんて居るかいねぇか分かんないけどよ
その神に反する生き方してんじゃねぇよ。」
「…椿には分かんないよ。」
「お前、それもういっぺん言ってみろ。
今度は俺がお前を殺すから。」
「…殺してよ。」
「ふざけんな。」
「…っ、もう、嫌なんだって。
なんべん言ったらわかってくれる?」
「お前、それ香帆嬢に
向かっても言えんのか?」
「香帆ちゃん…。」
航希は、思い出したかのように頭を抱えた。
俺は航希のいる病院にいた。
ノックをすると、
返事が返ってこなかったので
多分寝ているのだろう。
ドアを勝手に開けた俺は
そばの椅子に腰掛ける。
航希は案の定、眠っていた。
何事も無かったように、
すやすや、寝息を立てている。
「馬鹿。」
つぶやくように言って、
そのまま眺めていたら
「…椿…」と声がした。
「…起きたか、馬鹿たれ。」
「…ごめん。」
「謝るくらいなら、なんでそんなことする?」
「…父さんと、
母さんの元に行きたかったから。」
「…勘弁してくれよ。」
「…もう嫌なんだよ。
なんで僕ばっか
こんな思いしなくちゃなんないの?
僕、なんかした?」
「…航希。俺、前にも言ったよな?
お前はなんにも悪くないって。
神なんて居るかいねぇか分かんないけどよ
その神に反する生き方してんじゃねぇよ。」
「…椿には分かんないよ。」
「お前、それもういっぺん言ってみろ。
今度は俺がお前を殺すから。」
「…殺してよ。」
「ふざけんな。」
「…っ、もう、嫌なんだって。
なんべん言ったらわかってくれる?」
「お前、それ香帆嬢に
向かっても言えんのか?」
「香帆ちゃん…。」
航希は、思い出したかのように頭を抱えた。

