君のいちばんに

職員室へ行き、
担任に椿先輩からの伝言を告げた。

「…あぁ、朝来ていなかったから
多分そうじゃないかと思ってたんだよ。」

「…大丈夫なんですかね?」

「あー…よくあることだから、大丈夫っしょ。
きっと数日したらまたケロッとしてるよ。」

担任は特に気にしない、といったふうに
次の授業の準備をしていた。

わたしは、結構担任もドライだな、と
思いながら職員室を出て教室へ戻った。

(…大丈夫かな?航希くん。)

と、チャイムが鳴ったので
慌てて走った。

人の心配をしている場合ではなかった。