すると、1枚の紙がパサっと床に落ちる。 (なんだろう…。) 不思議に思った咲耶は落ちた紙を拾い、丁寧に4つ折りにされていたそれを開いた。 (説明書…?な訳ない、よね。) 紙にはミミズの這ったような字で何かが書かれていたが昔の字のようで、どんなに目を凝らしても読むことは出来なかった。 咲耶が紙と睨み合っていると、階段の下から母親の声が響く。 「咲耶ー!そろそろお昼にするから一旦降りて来なさいー!」 「はーい!」 咲耶は母の声に元気よく返事をしてから紙を折り元のように箱へ入れなおした。