何をそんなにむくれてるのか。
その答えは彼女らしい可愛いものだった。
「…だって、もう4時じゃん。
ここだと騒いじゃってアンタとゆっくりできないじゃん…。
帰っても遊び疲れてすぐ寝ちゃいそうで、イチャイチャできない…!」
そんな可愛いことを言う彼女はとっても可愛かった。
さらにここでも嬉しいけどね!一緒にいれるのが嬉しいけどね!と付け足した彼女はツンデレでも狙っているんだろうか。
とってもカワイイ。
そしてそんな彼女に似合わない俺は酷い男だから。
それはわざとだったんだよ、とその言葉は飲み込んだ。

