いきなり花嫁とか、ふざけんなです。

信用してもいいのかなぁ、なんて考えていると、

「ほーら、まぁ、座れって。悪いようにはしねーよ。」

「えっ、って、わわっ……!」

そのまま手首を捕まれて、近くにあったドレッサーの椅子に座らされてしまいました。

……そういえばこの部屋、やけに女の子が好きそうな物が揃った部屋ですね。

というか、ソルデさん、強引すぎじゃないですか?

「んじゃ、一丁やってやるぜっ。」

うわっ、いつから櫛を持ってたんですかっ!

目の前の鏡越しにソルデさんを見て、びっくりしましたよっ!

しかも、かなりニヤニヤ笑ってるし!


「いい子だから、じっとしてろよ。」


まーた、頭ポンポン。



ほ、本当に大丈夫なんでしょうか……。