うちのお姫様はお祓い様。

絵馬の形をした小さなメモ用紙にはそれだけが書かれていて、その紙自体も1度捨てたのかぐしゃぐしゃだった。



「これが何で私の家のポストに入ってたかは分からない。」


「まぁ、この街でお祓い様はあくまでも語り継がれてるだけの幻の存在やからな。」


「もしかしたら、お祓い様に助けを求めるこの平さんの願いを低級妖怪たちがわざわざ知らせてくれたのかもしれないし。」


「でもなんか気になるよなぁ」


「何でだろうって思ったら、昨日またポストにこれが入ってた。」