「……ここ?」 「……うん」 そこは、普通よりずっと大きな一軒家だった 薄い茶色のシンプルなお家 千春くんの家も大きいと思ったけど那月 くんの家の方が大きかった 「……大きいね!」 「……そうか?ま、入るか」 「お、お邪魔します」 「誰も居ねえから」 誰も居ないと聞いても緊張する…… 入ると、家具一つ一つが綺麗に置かれてる 綺麗な部屋