再手術をしたということは、2倍の日数をかけて流血させていることになる訳です。

点滴のために、右手の血管が硬くなり、針を入れる場所が無くなり、最初に戻って刺している。

そうすると当然ですが、点滴の針の角度によっては非常に痛いときがあり、抜いて別なところを探すこともできず、大黒柱は泣きたくなっていました。

それが、どうでしょうやっと点滴が終了とのこと。

男性の大切なものに管をいつまでも入れているので、痒くなってきているのも解消だ。

やったー!、24時間の流血作業も終了。

これは、大黒柱よりも看護師にご苦労様を言うべきだ。

活動範囲が広がったーツ「ただし、同一フロアのトイレまでですよ」と医者が言う。

さらに、耳に蛸ができていますが、医者から注意があり「タバコは絶対禁煙!」。

点滴が終了しても、1Fの喫煙室に行くことは、毛細血管が萎縮するため、神経が成長しなくなる。

それにより、接合がうまくいかなくなる。

また、2人の医者に注意された。

解りました。「同室の患者さんのようなことはしませんから」と心の中で言っていた。

耳蛸の医者が帰った後で、点滴を外すために看護師がきて「点滴を外しますよー!」、「良かったですね」と言いながら点滴の針を抜く時、ものすごく痛かった。

さらに、男の大切なところの小水用の穴に入っていた管も抜いてくれましたが、長く入っていたからか抜いた後の違和感が2・3日も残った。

違和感をなくすためにも、トイレに行こうと思いベッドから起き上がった。

ずーっと、ベッドの上にいたので、自分の足でトイレに行くのに、どっちの足から出したら良いのか分からなくなった。

また、床がイメージしていたよりも固いと思った。

頭の中で反復練習をして、第一歩を踏み出した。

案の定、ふらふらしている。

歩くことができないし、危険!

最初のトイレは、床を足の裏に認識させるのに、裸足で用を足して戻ってきた。

この方が安全なのかも知れないと新しい発見でもしたかのように嬉しかった。

こんなに短時間で人間の体は楽な方に流されてしまうのか?

基礎体力も落ちて、びっくりするくらい息切れしている。

これをきっかけとして病院の中、それも同一フロア内を歩いている。