大黒柱の不安は的中しそうだ。

お婆さんの通院で、送り迎えをしている時に、ふと思ったことが現実になりそうなのだ。

お婆さんの送迎時間が今よりも多くなったら、ボランティア活動をする時間が無くなる。

どうも、気になるのが歩く動作がロボット的だと言うこと。

顔面神経痛で歩き方まで不自由になるのだろうか?

素人判断だから、何とも言えないけれど…。

別な病気もあるようなら、他の病院にも通院することになるだろうから。

どんどん、時間が取られてしまい、ボランティアの会長とかに納まっていることもできなくなるだろう。

また、森も生き物だから、こちらの都合で草刈作業を待ってくれとは言えないだろうから。

さらに、小屋作りのプロジェクトを立ち上げても、完結するところまで面倒が見られないのなら立ち上げない方が良いだろう。

今のお婆さんの状態では、どれも難しい?

やっぱり、家族の中に病人など弱い人ができると、その人の生活パターンに周りの者が合わせないと家族として生活していけなくなる。

お婆さんも年齢が76歳でまだまだ若いけれど、年齢は増えることはあっても、減ることは絶対に無いのだから、益々手がかかると考えておくべきだろう。

年齢を重ねるとは、そういうものだと受け止める時がきたようだ。

家族の中で、大黒柱だけがいつまでも勝手なことはできない。

このままだと、妻に負担が集中することになるだろうから。

そうなると、妻が倒れることになり、大事になるので、考えただけで困ってしまう。

いくら地域社会のためと、大義名文を掲げてボランティア活動をしても、家族を守れないようでは大義名分が泣くことになる。

そうは言っても、会長として、森のリーダーとして皆を引っ張ってきた責任もあるし、
森の小屋をストローベイルハウスで行うという企画が、どんどん輪を広げて大きくなり、他のボランティア団体を巻き込んで進行されつつある。

今まで勉強しながら苦労して打ち込んできたけれど、ボランティア団体から大黒柱が抜けたら、この企画を進めてくれる人がいない。

副会長あたりが代理で進行して欲しいとも思ったが、自分で立ち上げておいて、できなくなったから後はよろしくとは言えない以上、自分で潰すしか無いのだろうか…。