クラスに着き、自分の席へと座る。





今日も、かっこいいなぁ〜…夜久君…





そう。私が一目惚れした人物。





その人が、中澤夜久(なかざわやひさ)君。クールで、それでいて頭も良くて、運動神経も抜群‼︎パーフェクト男子です‼︎





「…何?」





ハッ‼︎夜久君から、話し掛けられた‼︎どーしよー‼︎





「用がないならこっち見んなよ。目障り」




…あれ?…あれれ?夜久君って、こんなに冷たい人だっけ…?




「あ、ノート…見せて下さい…」




危ない危ない…ビックリしすぎて、肝心なこと忘れてたよ…




「…またかよ…いい加減、自分でノート取れ」




そう言いながらも、ノートを見せてくれる夜久君…




ツンデレなのかな?





私はそう思いながら、夜久君の貸してくれたノートで、精一杯に写した。