颯汰side
煇のやつ、何を考えてんだ?
「煇のやつ、今更何しに来たんだ…?」
俺の言葉に疑問に思ったのであろう夜恵ちゃんに、夜久が、過去にあった事を完結的に話した。
ーーーあれは、まだ俺たちが中学だった時
「夜久君〜♪一緒に帰ろう?」
夜久と煇は恋人同士だった。
「悪い、今日も部活なんだよ…」
夜久は、陸上部に入ってて、真面目に部活に参加していた。
そんなある日、たまたま部活が早く終わった夜久は、見てしまったんだ…
煇が、自分以外の人とキスしていた所を…
「…誰?ソイツ」
煇は心底驚いただろうな。だってさ、いるはずもない人物が、目の前にいたんだから。
それ以来、夜久は誰かを本気で好きになろうとしなかったし、告白されても、冷たく振って来てた。
でもな…高校に入学してから、アイツは変わった。
「夜恵ちゃんのお陰かな?夜久が変わったのは」
微笑みながら言った一言に夜恵ちゃんは
「え…?私は、何もしてないよ⁉︎」
顔を赤くしながら、一生懸命言っていた。
ヤバ…、コレは、夜久じゃなくても惚れる…。反応可愛すぎだろ…
でもな…俺は、告白するつもりはないけど、好きな人がいるからな。その子も、同じ気持ちだったのだろうか…
親友が壊れた時の気持ち…俺も、夜久が浮気された時は冷たくされたからな…
煇のやつ、何を考えてんだ?
「煇のやつ、今更何しに来たんだ…?」
俺の言葉に疑問に思ったのであろう夜恵ちゃんに、夜久が、過去にあった事を完結的に話した。
ーーーあれは、まだ俺たちが中学だった時
「夜久君〜♪一緒に帰ろう?」
夜久と煇は恋人同士だった。
「悪い、今日も部活なんだよ…」
夜久は、陸上部に入ってて、真面目に部活に参加していた。
そんなある日、たまたま部活が早く終わった夜久は、見てしまったんだ…
煇が、自分以外の人とキスしていた所を…
「…誰?ソイツ」
煇は心底驚いただろうな。だってさ、いるはずもない人物が、目の前にいたんだから。
それ以来、夜久は誰かを本気で好きになろうとしなかったし、告白されても、冷たく振って来てた。
でもな…高校に入学してから、アイツは変わった。
「夜恵ちゃんのお陰かな?夜久が変わったのは」
微笑みながら言った一言に夜恵ちゃんは
「え…?私は、何もしてないよ⁉︎」
顔を赤くしながら、一生懸命言っていた。
ヤバ…、コレは、夜久じゃなくても惚れる…。反応可愛すぎだろ…
でもな…俺は、告白するつもりはないけど、好きな人がいるからな。その子も、同じ気持ちだったのだろうか…
親友が壊れた時の気持ち…俺も、夜久が浮気された時は冷たくされたからな…