ッどうしようもないくらいに、私は君が大好きです‼︎〜1からやり直しの恋〜

「ッ、夜…恵…」



ーーあぁ…また、茉美ちゃんに心配かけてる…どうして…こうなったのかな…




「ねぇ?夜恵。また俺たち、ヨリを戻そう?お前が居なくなって、初めて気付いたから」




だから、ね?有無を言わさないと言わんばかりの自信。




何を言ってるの?誰の所為でこうなったと思ってんの…?




「ヨリを戻す気なんて、さらさらねぇよ。」




戻すくらいなら…消えたほうがマシだし…




ーーーギュッ




突然、背後から優しく抱きしめられた。




……え……?




「夜恵…。大丈夫だからな」




灸に、抱きつかれていた…




「ッ」




焚羅は悔しそうな顔をした後に、こう言った。





「…ぜってーに、取り返す」




って…。無理に決まってるのに。私には、大好きな人がいるから、絶対、焚羅に戻らないのに。