ッどうしようもないくらいに、私は君が大好きです‼︎〜1からやり直しの恋〜

夜久side


いきなり現れたコイツ。




明らかに、雛野が恐れている人物だという事が分かった。





一体、こいつの何処が、そんなに怯える要素があるんだ?





そんな疑問もつかの間、俺が雛野に大丈夫か?ときこうとしたら




ーパシンッ




手をはらわれた。アイツによって。





「勝手に僕のものに触れんじゃねぇーよ」




は?お前の物?チゲーだろう、雛野は雛野だ。テメェの物じゃねぇよ。




雛野の様子をこっそり見てみると、感情が、無かった。もう、笑い方泣き方を忘れている。そんな顔をしていた。






俺なんかよりも…お前の方が、ずっと、辛かったはずだ。





一体、どうやって今の雛野になったのだろう。多分、中崎のおかげなんだろうな…





俺は、お前に何が出来る…?





俺は、お前のそんな顔…見たくねぇんだよ…