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「...んでさー、せをはのヤツ、まだ『吐磨き』やってんだってーwついにはしゃべらなすぎて、クラスメイトにいじめられてるって。」

放課後の教室、望子は友人にそう話す。

望子は面白くて面白くて仕方がなかった。
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後輩が、自分がちょっと気を損ねたフリをしたくらいで、身を案じず危険なことに挑むことが。


...それに、あの都市伝説は本物だしね♪

「いつ...死んでくれるかなあ。せをは のやつ。」

そういうと望子は、ニタァ、と気味悪く笑った。


❦end❧