...........................ん?

「...え?嘘でしょ?
だってそしたらあんた今喋って...」

そうだ、思い出した。せをは は最近、全く喋っていなくて、「無視してきてウザイ」って、みんなでハブってたところだった。

だけどそれが、イジメに発展して、せをは は今も、いじめられてるんだった。


せをは はついに、耐えられなくなって...喋ってしまったんだ。

ハッとしてせをは をみると、せをはの口からはどくどくと血が流れていて、せをは はアガアガと口の中の血の海でもがいていた。


そして、喉のあたりを掻きむしっている。

喉は喋り始めたときから切り裂かれていたのか、膿が溜まり、とても痒そうだ。

ずっとグリーンティをかき混ぜていたから、切り裂かれていたなんて、気づかなかった。

顔を上げた時も顎に添えられた手に隠れて見えなかったから...。


そんなことを考えている間に、せをは は絶命していた。

「せっ...、せをはぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」