「あたし…ソファに寝てたよね?」
「お前さ、あんなとこで寝て風邪引きてぇの?」
眠たそうに目を擦りながら言った。
なんか…また寝そうな勢いだな。
てか、あんなところってあたしがソファに寝てたことを
知ってたってことはあたしを移動させたのは
統牙っていうことだよね?
「そ、そんなわけじゃあ…」
「まだ眠いから寝る」
また目を閉じて、寝てしまった。
「えっ…、ちょっと…!」
今日は仲間に会わしてくれるんじゃなかったの?
でも、もう寝ちゃったし起すのもなんかやだし…。
「結実もまだ寝てろ。倉庫には昼から行く」
そういって後ろからギュッと、抱きしめられた。
え、ちょっと…!?
ど、どういうこと状況なの……!?
しかも、倉庫ってどこなの?
こんな状態で寝れるわけないじゃん。
心臓、破裂しそうだよ。